グリフォイ・デクララは、創業1880年、5世代に遡るファミリー経営のワイナリーです。家族に伝わる古い文書に、グリフォイのファミリーネームが1736年から登場しており、少なくともその頃には自家消費用にブドウ栽培を営んでいたことが明らかになっています。
グリフォイ家は数世代に渡って、エルモラールの土地で 、ブドウ 、オリーブ、アーモンド の栽培に献身的に取り組んできました。今日それらのブドウ畑、オリーブ畑、アーモンド畑の72区画は、5代目当主ロジェール・グリフォイ・デクララの下、 有機栽培と伝統、祖先の知識を受け継ぎながら、新しい技術と融合させて栽培しています。
原産地呼称としてカタルーニャ州政府から認定されたばかりのDOモンサンの下造られた2001年ヴィンテージの“トッサルス”は、国際的な雑誌で、この地域のワインの中で最も高い評価を得ました。
トッサルスは誕生以来、競争の激しいワイン市場で、羨望の眼差しを浴びる存在となりました。それ以来、国内外を問わず、数多くの賞を受賞しています。そして2016年、アメリカの権威あるワイン雑誌“Wine Enthusiast”で、「スペイン最高の28のワイン(under 40$)」のワイナリーの一つに選ばれました。
ブドウ畑を記した古い文書に、初めて”グリフォイ”のファミリーネームが登場。
第三次カルリスタ戦争後、グリフォイ家は、代々ブドウ栽培を営んできた畑の完全な所有権を取得。
先祖から受け継ぐ 家の地下に、最初のワイナリーを建設。
三代目、四代目。
五代目ロ ジェール・グリフォイ誕生。グリフォイ・デクララのオーナー醸造家。
瓶詰めした最初のワイン登場。
エルモラール村の歴史的中心地に、2番目となるワイナリーの建設に着手。
2番目のワイナリー の完成に合わせて、ワイナリーの名前をグリフォイ・デクララに変更。 グリフォイ・デクララのジョセップ・グリフォイは、 DOモンサンの設立者であり推進者の一人。グリフォイ・デクララはDOモンサンの下、最初のワイン を造る 。( 2001年)
2006年からDOQ プリオラートの下でもワイン醸造を開始。 ほとんどのワインは1993年以来継続的に生産されている。
エルモラール村にある、DOQ プリオラート の自社畑“レス・ソラネス”に、3番目のワイナリーの建設を着手。
ワインとブドウ畑の品質と管理の向上という市場のニーズに触発されて 、エルモラール村のDOモンサンの自社ワイナリーで、独自の管理条件の構築を開始。
2017年、DOモンサンからワイナリー脱退後、スペイン政府とブリュッセル(EU)のワイン規制に裏打ちさ れた、山のワインを表す “マウンテン・ワインズ”という独自の外部監査と品質管理システム開始。